インフルエンザ
インフルエンザとは?
インフルエンザはインフルエンザウイルスによって引き起こされる呼吸器感染症です。一般の風邪症候群に比べ重くなりやすい疾患です。
風邪に比べて高熱が出て、のどの痛みだけでなく、関節痛や筋肉痛を伴います。さらに、インフルエンザは急激に症状が出て、全身に倦怠感が現れるのも特徴です。
潜伏期間は1~4日(平均2日)で多くの場合は1週間ほどで治ります。
乳幼児や高齢者、基礎疾患を持つ方の中には、肺炎を併発したり、基礎疾患の悪化を招く場合があります。
インフルエンザの治療法
インフルエンザと疑われるときは早めに医療機関を受診し、治療を受けましょう。発症後48時間以内に抗ウイルス薬の服用ができれば、症状の軽減・早期回復が期待できます。
その他の対処法
十分な睡眠を取る
咳や発熱といった風邪症状は体力を消耗します。十分な睡眠を取り、体を休ませ体力を取り戻すことが大切です。
十分な水分補給をする
脱水症状を行裂いた眼にも、イオン飲料や経口補給液、ゼリー飲料などで水分やミネラルを十分に補給しましょう。食欲がない時は無理に食事をとる必要はありません。食欲があれば消化しやすいスープやおかゆなどの食事をとりましょう。
体を温める
発熱は体力を激しく消耗します。悪寒を感じるときは、体を外側と内側から温めましょう。
加湿する
のどがイガイガしていたい時は部屋の空気を加湿しましょう。
加湿器は適切なお手入れで細菌やカビの繁殖を防ぐ事が大切です。加湿器がなくても、濡れたタオルや洗濯物を部屋に干すことで湿度を高める事ができます。
感染を拡大させないために
インフルエンザはインフルエンザに感染している人の咳やくしゃみ、会話中の飛沫が空気中に拡散され、鼻孔や気管などに付着することで飛沫感染をします。また、ドアノブや手すりなどに付着したウイルスが体内に入る事で感染する接触感染もおこります。
- 消毒や手洗いをしっかりしましょう
- マスクで予防しましょう
- 咳エチケットを守りましょう